クリーニング歳時記 10月(神無月)

デアのクリーニング歳時記

10月 通勤用の革靴、パンプス、サンダル、スウェードブーツ、ムートンブーツなど、各シーズンの靴

10月、本格的な秋が始まっています。
衣替えも済ませ、すっかり着ている服も長袖に代わって、過ごしやすい季節ですね。

お子さんのいる家庭では運動会の予定があったり、ハロウィンのイベントやパーティが催されたり、一人暮らしのひとならば休みを利用して身軽な日帰り旅行に出かけたり、ご夫婦で休みを合わせての泊りがけの旅行の計画がある…というひともいるでしょう。

このシーズンにぜひ手入れをしたいのが、各シーズンの手持ちのすべての靴です。

10月はじめに手入れをしておけば、11月にかけての秋の行楽もキレイな靴で楽しめます。

もしくは10月のイベントや旅行があったあとで、靴が汚れたり、いたんでしまった…という場合なら、いまちゃんと手入れをしておくことが靴を長持ちさせるために重要です。
夏に活躍したサンダルやパンプスも、この機会にヒールの状態などを確認しておくといいでしょう。

そして忘れてはいけないのが冬物の革のブーツやムートンブーツを出して手入れをしておくこと。
明日すぐに冷え込む日が来ても大丈夫なように、ぬかりなく準備しておきましょう。

10月ならば、夏用のサンダルももういらない時期ですし、冬用の本格的な革ブーツもまだ必要ない時期ですから、靴クリーニング専門店に靴をあずけるタイミング的にもちょうどよく、自宅で手入れするのもほどほどに気候が安定しているのでとてもやりやすい時期なのです。

それでは、靴の手入れを見てみましょう。

【10月のうちにしておきたい、各シーズンの手持ちの靴の手入れ方法】
通勤用革靴は、10月だけといわずいつでも、最優先で手入れをしておくべきです。身の回りの持ち物をきちん整えて身ぎれいにしておくことは、特にビジネスシーンでは社会的な信用にもつながるほど重要なこと。
通勤用の革靴の場合は、一週間に一度、以下のように手入れを行いましょう。

まずはシューズキーパーを靴にさし込んでセットし、形が崩れないようにしてから、柔らかい布や靴用の馬毛ブラシなどでホコリや細かい汚れを落とします。
スムースレザーの靴の場合も、縫い目などに入り込んだホコリ・チリを落とすため、柔らかめのブラシで軽く優しくブラッシングしておきましょう。

それから黒い色の革靴の場合は靴と同系色のブラックカラーの靴クリームを柔らかいスポンジなどに取り、靴全体に塗り広げておきます。

明るい茶色などの色の革靴の場合は汚れが目立ちやすいので、布や靴ブラシで汚れを取った後、軽く革靴用クリーナーをなじませ、優しく布でふいて汚れをクレンジングします。
そのあとは黒い革靴と同じで、同系色の茶系統の靴クリームを柔らかいスポンジに取って、全体にまんべんなく塗りましょう。

靴クリームにはオイルが含まれているので、基本的にはカンタンなオイルケアも同時に済みますが、革のパサつきがひどく、気になるようでしたら、無色の革靴用オイルクリームを、汚れをクレンジングした後に塗っておくのもおすすめ。
革がパサついて乾燥している状態だとシミがつきやすくなったりひび割れを招いてしまいますので、オイルケアもときどき行うのがベターです。

やり方は、クリーナーを使ったクレンジングのあと、柔らかいスポンジに革靴用オイル・オイルクリームを少量とって、全体に優しく塗布し、陽のあたらないところで陰干しして油分をなじませて完了です。

もしも革靴に大きなキズや黒い汚れ・シミなどができてしまった場合は、靴クリーニング&修理専門店に依頼してクリーニングとリカラー(リカラーとは:革靴についたキズや汚れ、シミなどに靴本来の色と同じ色を上塗りし、キズや汚れやシミを目立たないように修復する靴の修理技術の一つ)をしてもらうと良いでしょう。

通勤用・おしゃれ用のハイヒールやパンプス、バカンス用のサンダルの場合は、素材によって手入れ法が異なります。

合皮や布のパンプス・サンダルの場合は、このようにします。

まず水で濡らしてしぼった柔らかい布で全体をふき取って汚れを軽く落としておきます。ヒールとの境目や縫い目の部分にはホコリ・チリがたまりやすいので使い古しの歯ブラシなどで軽くブラッシングを。

気になる汚れがあったら、おしゃれ着用液体洗剤を水に溶かし(洗剤7・水3くらいの割合でいいでしょう)、布にしみこませてしぼってから、表面の汚れをたたくようにふいて、ついてしまった汚れを落としましょう。ヒールの部分やソールの裏側、つまさきも丁寧にふいておきましょう。

そのあとは水だけで濡らしてしぼった布で全体をふき取って、表面の洗剤と残った汚れを落として、ヒールの高さにあったシューズキーパーをさし込んで形を整えておきます。
直射日光のあたらない場所で5時間ほど陰干しをすれば完了です。

レザー・エナメル・スウェードのパンプス・サンダルの場合は以下のように手入れをします。

まずは、パンプスの形に合ったシューズキーパーをさし込み、パンプス・サンダルの形を保ったまま作業ができるようにしておきます。

次に、濡らしてかたくしぼった柔らかい布でパンプス・サンダルのおおまかな汚れをふき取ります。
ソールの裏・ヒール部分・つま先などもやさしく丁寧にふき、泥汚れやホコリを取り去りましょう。

次に、素材に合った靴用クリーナー(レザー・エナメル・スウェード、それぞれに合ったクリーナーが販売されています。)を使ってさらに気になる汚れの部分などをキレイにしていきます。乾いた柔らかいスポンジ・柔らかい布などにクリーナーを少量つけ、少しずつ表面をクレンジングしていきます。

気になっていた黒ずみや汚れが落ちたら、サッと乾いた別の布で表面を拭きとっておくとツヤが出ます。
スウェードのパンプスは、クリーナーでクレンジングした後は靴ブラシでブラッシングをするとキレイに起毛して、質感が整います。

パンプス・サンダルの内側は、おしゃれ着用液体洗剤や、台所用中性洗剤などを水に溶かし(洗剤7・水3くらいでいいでしょう)、布にしみこませてかたくしぼったもので、丁寧にふき取ります。
布を洗って、何度かふき取りを繰り返し行えば、気になるニオイも軽減できます。

最後に、キズや汚れがつきにくくなる防水スプレーをパンプス・サンダルに吹きかけて、陰干しをすれば完璧です。

パンプス、サンダルのヒールがひどくキズついていたり、ソールのゴム部分がとれかけていたり、ひどくシミがついていたり、ニオイがついてしまっている場合、家庭での手入れや修理では解決できません。

パンプス・サンダルを靴クリーニング&修理専門店に出し、ヒール交換やソール交換、消臭加工・特殊しみ抜きなどのオプションサービスをきちんと指定して注文し、しっかりとケアをしてもらいましょう。

スウェードブーツ・ムートンブーツは、シューズボックスから出したら、シーズンが始まる前の手入れとしてはこのようにします。

まずは新聞紙を丸めたものをつめるか、ブーツキーパーを入れ、形を保ったまま作業できるようにします。
靴用馬毛ブラシなどでサッと表面のブラッシングを行い、濡らしてかたくしぼった布で軽くブーツ全体をふきます。
キレイになったら半日ほど、風通しの良い日陰で風に当てます。ブーツにこもったニオイも軽減できます。
履く前に防水スプレーをかけておくと、汚れ・キズがつきにくくなります。

前シーズンについた汚れやニオイ(ムートンブーツは蒸れやすく足の汗汚れがつきやすいのです。)があまりにもひどいようでしたら、水洗いをしてしまうという手もあります。
ムートンブーツならば、家庭で水洗いをすることができます。

やり方はこのように行います。
【家庭でのムートンブーツの洗い方】
おしゃれ着用の中性の液体洗剤をバケツやタライに入れた水に溶かし(水7・洗剤3くらいでいいでしょう。適宜、調節してください)よく混ぜて、洗剤溶液を作ります。
洗剤は中性なら、おしゃれ着用に限らず台所用中性液体洗剤でも大丈夫です。中性の洗剤は、ムートンブーツの染料の色落ちを起こしにくいのです。

バケツの中にムートンブーツを入れて、しっかりと洗剤溶液をムートンブーツに染み込ませます。

硬すぎないブラシ(馬毛ブラシなど)や使い古しの歯ブラシなどを使って、全体に優しくブラッシングをします。毛並みを整えるイメージで、丁寧に行いましょう。

そのあとは、しっかりと洗剤溶液をキレイな水ですすぎます。泡が出なくなるまで水を替えてすすぎましょう。洗剤成分がムートンブーツに残留すると、ブーツの色落ちやいたみを招きますので、ご注意ください。

最後に、洗濯用柔軟剤を少量溶かした水に浸します。柔軟剤を使うことで、ムートンの毛並みが落ち着き、整ってきます。
洗い終わったら、清潔な雑巾や、捨ててもいいバスタオルなどを使って脱水を行います。(ムートンブーツの染料がタオルや雑巾にうつることがありますので、雑巾や使い古しのタオルを使用しましょう。)
水気を吸うように、タオル・雑巾を押し当てて、ムートンから脱水していきます。(こするとムートンの毛並みがいたみます。優しく全体にタオルを押し当てて水気を取りましょう。)

乾燥させるときは、新聞紙や古紙をタオルで包み(新聞のインクが落ちてムートンブーツを汚すのを防ぎます。)、ムートンブーツに詰めます。ブーツの形が整い、湿気も吸ってくれます。風通しの良い場所で陰干しをして、きちんとムートンブーツを乾かしましょう。

完全に乾くまでは3日ほどの時間が必要です。
ある程度乾いてきたところで詰め物を取り除き、内部も風にあてましょう。
乾いたらブラシ掛けをして、毛並みを整えて、完了です。

ムートンブーツのニオイがとてもひどかったり、大きなシミ汚れができていたり、ソールがいたんでしまっている場合には、靴クリーニング&修理専門店も活用しましょう。(その場合、ムートンブーツの水洗いをしてくれる専門店に依頼するのがおすすめです。ブーツの水洗いは取り扱いがない専門店もありますので、確認しましょう。)
ムートンブーツや革ブーツの扱いに慣れたプロの技術者が担当して、きちんと清潔にクリーニングを行い、家庭では対処の難しいいたんだ部分の修理などもしてもらうことができます。
この冬も履きたい、お気に入りのブーツがいたんでしまっているなら、靴クリーニング&修理専門店に依頼することも検討してみましょう。
きちんと毎年10月に、手持ちの各シーズンの靴の手入れをしておけば、これから始まる寒いシーズンにすぐブーツを履くこともできますし、次の夏が来るときパンプス・サンダルを慌てて手入れしなくても済みます。

通勤用の靴も、普段なかなかきちんとした手入れをしないならば、10月に時間をとってしっかりとケアしてみれば、見違えるようにキレイになりますよ。

クリーニングのデアの宅配靴クリーニング

クリーニングのデアは、簡単なインターネットでのご注文から始まる3ステップで通勤用の革靴、パンプス、サンダル、スウェードブーツ、ムートンブーツなど、各シーズンの靴のクリーニングが完了します。

  1. 注文フォームを入力、注文する
  2. 弊社提携の佐川急便の集荷サービスで梱包した靴を引き渡す
  3. クリーニングが終わるとご指定の住所へ発送。キレイになった靴がお客様のお手元へ

ふだんなかなか手入れできない通勤用の革靴やパンプス、夏の間に活躍した高級ブランドのサンダル、シューズボックスにしまってあった冬用スウェードブーツ、ムートンブーツなど、各シーズンの靴クリーニングはぜひデアにお任せください。

各シーズンの靴・ブーツ・パンプスの外側・内側クリーニングはもちろんのこと、靴やブーツのシミや汚れを目立たなくするリカラーや色替え、カビ取り処理やボロボロになってきてしまったソール・ファスナー交換など各種の靴クリーニング&靴修理メニューのご用意があります。

いつでもインターネットより、靴クリーニング&靴修理をクリーニングのデアにお申し付けくださいませ。

デアのクリーニング歳時記 11月もお楽しみに。