事例001 レストランでトラブル発生 服にシミがついた!

クリーニング屋・デアの目撃した服の緊急事態とは?

現代社会に生きる私たちは、毎日、服を着ます。
仕事に行く日も、休日も、寝ても覚めてもずっと服を着て暮らしています。

しかし、そんななか、大事なおしゃれ着やブランドものの衣類、もしくは一張羅の大切なスーツやコートは、常にいろいろな危険にさらされています。

飲み物や食べ物の食べこぼしや汚れ、洗濯の失敗、乾燥機の失敗、汗ジミ、変色、色移りなど…

誰でも一度は、大事な服にシミをつけてしまったり、洗濯の失敗で服がダメになってしまい、「うわあああ!やってしまった!!!」という経験をしたことがあるのではないでしょうか?

クリーニングの専門家である宅配クリーニングのデアは、プロの立場からさまざまな洋服のトラブル・服の緊急事態を目撃しています。

具体的な事例と、そんなときどうすればいいかの対処法まで、クリーニングのプロが解説いたします。

レストランでトラブル発生 服にシミがついた!

佐伯一子さん(仮名)40歳は、少し高級なフレンチレストランで、取引先の仕事相手との会食に上司と出席していました。

この日は、パステルブルーのシンプルなワンピースに、ベージュのジャケットを羽織っていました。仕事の話もしながら、プライベートや趣味の話題まで、和やかに会食は進んでいたのです。

しかし、ここでトラブルが発生します。
隣の席に座っていた上司が、飲んでいたワインのグラスを倒してしまったのです。

ワイングラスに少しだけ残っていた赤ワインが、佐伯さんの服にかかってしまいました。

パステルブルーのワンピースのスカート部に、赤ワインのシミがついてしまったのです。
幸い、ワイングラスには少量のワインしか残っていなかったのでシミもそんなに大きくありませんでしたが、シミ自体はかなり目立ちます。

こんなに目立つシミがついた服のまま電車に乗りたくないし、そんな身なりで大切な取引先の仕事相手を見送ることもしたくない!

しかもこのワンピースは、こういった大切なビジネスの時に活躍するワードローブの一軍の服です。

佐伯さんはなんとしてもすぐにシミを目立たなくさせ、薄くしたい、という気持ちでしたが、こういったときはどうしたらいいのでしょうか?

赤ワインをこぼしてついたシミの“応急処置法”

こういった場合はまず、タイミングを見て、化粧室に立ちましょう。
その際、テーブルに紙ナフキンがあるならばさりげなく何枚か取って化粧室へ。
さっそく応急処置を洗面化粧台で行いましょう。

まずは、ワンピースの赤ワインのシミの部分に、一枚紙ナフキンをあてます。
ポンポンと紙ナフキンを当てて、少しでも赤ワインの成分を吸い取ってシミがこれ以上広がるのを防ぎましょう。

おおまかなワインの水分が取れたら、化粧台のハンドソープを借りてとりあえずのシミ抜きを。
ワンピースのシミの部分の裏に乾いた紙ナフキンを当ててから、ハンカチにハンドソープを染み込ませ、水も少々染み込ませます。
ハンドソープを馴染ませるようにシミ部分を軽くハンカチで叩き、浮いてきた赤ワインの汚れを裏の紙ナフキンに吸わせます。(シミを広げないように少しずつ行うといいでしょう。)
シミが薄くなったら、水で少しシミ部分を濡らし、紙ナフキンでおさえて水気を取り去ります。

赤ワインのシミに限らず、飲み物や食べ物などのシミが服についた場合は、時間がたてばたつほどシミの成分が変質して服の布地に定着してしまいますので、応急処置を即座に行えるかどうかが勝負のしどころ。
この応急処置をするのとしないのとでは、あとで適切なシミ抜き処理をするにしても、効果がまったく違ってきます。

赤ワインをこぼしてついたシミの“自宅でのシミ抜き術”

※注意:長くシミ抜きをせずに放置してしまい、時間とともに赤ワインのシミの成分が酸化して変色汚れになってしまったり、黄ばんできて定着してしまった場合は、このシミ抜き術を行っても効果が見込めない場合もあります。

そういった場合はクリーニング専門店でシミ抜きを行ったとしてもシミが除去しきれないということもあります。

定着してしまったシミを落としきれなくなる前に、適切な自宅でのシミ抜きを行うか、もしくはプロのクリーニング職人のシミ抜き処理を依頼しましょう。

用意するもの

  1. タオル
  2. 台所用液体中性洗剤
  3. 酸素系漂白剤
  4. 使い古しの歯ブラシ

まずは、衣類の洗濯表示と布の素材の種類をチェックしてみてください。

自宅でシミ抜き処理が可能なのは、コットン・ポリエステル・レーヨン、それらの混紡の布地です。
(素材がコットン・ポリエステル・レーヨンであったとしても、布地の状態を観察しながら慎重に行いましょう。)

画像のように洗濯表示のマークがすべて“洗濯不可能”という表示がある衣類などは、自宅でシミ抜きをしても失敗する場合が多いので、クリーニング専門店に依頼しましょう。

シミ抜き処理に失敗して生地がいたんでしまったり、シミ自体まったく除去できないなどのケースが多いため、ウール・シルク・カシミヤ・ナイロンなどの素材の衣類の自宅でのシミ抜き処理は禁止です。

シミ抜き処理が可能な素材の衣類であるとわかったら、さっそくシミ抜きをしましょう。

赤ワインのシミを落とすシミ抜き術

  1. シミ部分を、少し水で濡らします。
  2. 布地のシミ部分の裏にタオルを当てます。
  3. 台所用液体中性洗剤を、原液のままシミの部分に垂らします。
  4. 使い古しの歯ブラシで、優しくこすります。シミの裏に当てたタオルに、シミの色素をうつすようなイメージで。(※この時点でシミがほぼ落ちたなら、あとは普通のおしゃれ着洗剤を使って優しく水洗いして終了です。)
  5. 一度水で台所用洗剤をすすいで落とし、原液の酸素系漂白剤を歯ブラシでシミの部分に馴染ませます。あまりこすらなくてもOK。
    (※この時点でシミが薄くならない場合には、熱いお湯に酸素系漂白剤を適量溶かした溶液に、30分ほどつけおき洗いをするという方法もあります。酸素系漂白剤は、溶かすお湯の温度が高くなるほど漂白・シミ抜き効果が引き出されますので、熱いお湯を用意してつけおき洗いに使ってみてください。)
  6. おしゃれ着用洗剤を投入した洗濯機で、おしゃれ着モード選択をして洗います。もしくは、おしゃれ着用洗剤を溶かした水で手洗いをします。
  7. 洗濯機なら30秒脱水。手洗いなら優しくしぼり、キレイなタオルで水気を取ります。日の当たらないところで陰干しをします。

自宅でのシミ抜き術”を行っても、どうしてもシミがとれないときには


自宅でのシミ抜き術を丁寧に実践しても、少しシミの色が残ってしまったり、落ちが悪いという場合もあるでしょう。

その場合には、さらにシミのついた服をゴシゴシこすったり、強く洗ったりしてはいけません。

プロのクリーニング職人のいるクリーニング専門店に依頼し、シミ抜きオプションもオーダーして、知識と技術のあるクリーニングの専門家に任せましょう。

しかしクリーニング職人の行うシミ抜き処理や漂白処理であっても、落とすことが難しいシミ・変色汚れもあります。衣類の素材や加工によってはシミ抜き処理・漂白処理をすること自体が不可能な場合もあります。

また、言語道断なことですが、クリーニング専門店によっては、シミを取り去ることよりお客様の服をいためてしまうリスクを重くとらえて、十分なシミ抜き処理を最初からしてくれない、というリスク回避型のクリーニング専門店も存在します。

シミ抜きは手間ひまかかる割には、服がいたむ可能性があるなどハイリスクだという理由で、名の通った有名クリーニング店・大手チェーン店やフランチャイズ店ほど、シミ抜き処理を十分に試みることもせずに「生地が傷みますのでこれ以上はできません」というタグつきで預かった服を返却してくる、というケースが多々あるのです。

大切なワンピースやシャツ、スーツのシミ抜きを依頼するときには、「きちんとした知識を持つクリーニング技術者のいる、一流の工場設備をそなえた誠実でやる気のあるクリーニング専門店に依頼する」という、クリーニング専門店選びも、“大切なポイント”になります。

クリーニング専門店のデアの宅配クリーニング


クリーニングのデアは、経験豊富なプロのクリーニング技術者がクリーニング工場に常駐し、ひとつひとつの衣類の特性に合わせたクリーニングをご提供しています。

ワンピースやジャケット、ネクタイやシャツ・ブラウスについてしまったシミ汚れも、洗剤や漂白剤を使い分けて段階的にシミ取り処置を行い、服をいためることなく確実に落としていくというシミ抜きオプションメニューがございます。(シミ抜き料金:1,000円から。お品物の状態・素材によって料金が変わります。)

長年クリーニング職人として、クリーニング工場の現場でお客様にお預かりした大切なお洋服や衣類と向き合い、たくさんのお品物をキレイに仕上げてきた実績を持つ熟練のクリーニング職人が、お洋服を一枚一枚丁寧にクリーニングさせていただきます。

大手クリーニングチェーン店などは、大規模クリーニング工場で一度に大量処理を行ってコストカットし、料金を安く提供することが可能なぶん、ひとつひとつクリーニング職人が手作業で丁寧な仕事を行い、洋服を美しく仕上げていくということをしません。
そのため、クリーニングの仕上がりの完成度が非常に低いという大きな欠点があります。

シミ抜き処理も、前述したように服をいためてしまうリスク回避のため最初から十分に試みることをしないなどの「誠実でないクリーニング」をしていることも。

私たちデアは、大手クリーニングチェーン店はコストカットやリスク回避で行わないクリーニング方法も多数採用しています。

例えば、「小ロット」でのクリーニング処理はその代表格です。
「小ロット」とはこのようなクリーニング法です。

まずは洋服の色、種類、素材によって、細かく分類して、お預かりしたお洋服を分別していきます。

さらに、お洋服の汚れの状態や繊維の特質に応じ、洗剤やクリーニング処置を適宜使い分け、的確で効果的な洗浄を行っていくのが「小ロット」でのクリーニングです。

「小ロット」でクリーニングをするということは、1点1点のお預かりしたお洋服に、より効果的で細かい丁寧なクリーニング作業が可能になるということなのです。
どのお品物にもしっかりとクリーニング職人の目が行き届き、わずかなシミやスレによる黒い汚れ、カビ等も見落とすことなく、仕上がりが清潔で美しい完成度の高いクリーニングができます。

これは一度に大量処理をする大規模クリーニング工場では実現不可能です。

デアのクリーニングで、誠実で完成度の高い、美しいクリーニングの仕上がりをご実感ください。

ご注文はインターネットより、24時間365日お承りしています。
クリーニングにお困りの際は、ぜひデアにお声がけくだ