ぬいぐるみ修理例のご紹介

ほつれ、ほころびの修理例 縫い閉じ

クリーニングが終わって、犬のぬいぐるみが修理工房にやってきました。
ほつれ、ほころびの修理依頼です。ほつれ、ほころびが起こる理由は、生地や縫い糸の経年劣化によるものがほとんどですが、毎日かわいがっているうちに、弱ったところが切れてほころんだりします。

他にも、汚れてきたので洗濯機でガラガラ回してしまって破れたという修理のご依頼も多くあります。ぬいぐるみの中の綿に水が染み込むと重くなり、生地に負担がかかりすぎて、洗濯機の中で破れてしまいます。ぬいぐるみクリーニング工場での洗い方はすべて手洗いです。家庭で洗う場合でも手洗いをおすすめします。そして脱水は短くです。
首のところの縫い目がほつれて、穴が空いてしまっています。これはうまく閉じれば大丈夫です。

さっそく、縫製に取り掛かります。
カーブ針という立体的なものを縫う場合に使う専用の縫い針です。比較的小さな穴なので、外側から縫い目を見えないように縫い付けるのに、この針はとても便利です。

糸は、素材の繊維と色に合わせたボタン糸を中心に使います。ボタン糸は強くて切れにくく、作業がやりやすいのです。糸は色を合わせるのはもちろん、出来る限りぬいぐるみの素材に合わせた糸を使って縫製します。その種類は、500種類以上になります。

このワンちゃんのぬいぐるみのダメージは、小さな穴が開いただけの軽傷でしたが。大きな穴が空いてしまった場合、表側からは修理が出来ませんので、一度カラダの中の綿を出して、裏返して修理します。生地が弱っていると裏側から接着芯で補強します。また生地が欠損している場合は、裏側から同じような生地で当てて、当てた部分が表側からわからないように一体化します。

いずれのやり方をしても、最後はカーブ針で縫い閉じます。きれいな状態に戻りました。

全体的にブラッシングなどのお手入れをして修理は完了です。

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