ヌメ革(タンニンなめし革)製品が飴色や茶色に変色してきました。

リカラーによって、色をかえる・シミを周囲の色とあわせることは可能ですが、ヌメ革の風合いは変わります。

ヌメ革は、植物タンニンでなめされています。他の皮のようにクロムなめしされた革に比べて柔軟性が劣るため、その補助として油脂を多く含ませています。このタンニンや油脂が日光、汚れ、大気中のガス、人の汗、水などにより酸化されて飴色に変化してきます。次第に濃い色に変化してしまい、元に戻ることはありません。

徐々に飴色に変化していくことが、革らしい自然の風合い醸しだし、ヌメ革の味わいの深さだと好まれる方も多いようです。 一般の革は、色落ちやシミを防ぐために表面をラッカーやウレタン樹脂などでコーティングされていますが、ヌメ革は天然革本来の味を大切にするために、コーティングされていません(一部には薄くコートしたものもあります)。このため、汚れも革内部に浸透しやすく、シミになりやすく、汚れも取れにくく、傷つきやすく、耐水性も弱いのが特徴です。ヌメ革製品は、使用前にあらかじめ、つや消しコーティングスプレーや防水性のスプレーをかけておくと、予防になります。

また長い間しまったままにしておくと、ひび割れを起こすものがあります。時々は使用してあげて、汚れを取り、専用の手入れ剤でのお手入れをお薦めします。

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