レザー・皮革

レザーの汚れや黒ずみ・シミはクリーニングできれいになりますか?
衛生面ではきれいになります。
皮の内部まで浸透してしまったシミ・変色は残ります。時間がたって変化・硬化した革は、ほとんどの場合元に戻りません、変色部分はリカラー(周囲の色に合わせて着色)して仕上げます。

  • スエードは毛羽立っているため、リカラーすると染料のムラが出る場合があります。
  • ヌメ革のリカラーはアメ色の風合いが変わります。
皮革(レザー)製品のクリーニング納期
革製品のクリーニングは、お預かりから1ヶ月前後かかります。
作業内容によって前後することがあります。

皮革(レザー)製品の修理、リフォームはできますか?
ファスナー取替え、やぶれ補修、ほつれなおし、裾丈詰め、袖詰め、裏地の付け替え、ベルト作成、などご相談ください。

ブランド品など部品が手に入れにくいものは、代替品を使用することになります。

古びた皮コートの風合いが好きなので、汚れを落とすだけでいいのですが・・・
リカラーをすると、革の質感・風合いが変化する場合があります。
リカラーを希望されない場合はご注文時に必ずその旨をお伝えください。

革は染色堅牢度が弱いので、クリーニングによって色合いが少し変化することがあります。

革のブルゾンが日焼けして白茶けてしまったのですが、直りますか?
クリーニング後、日焼けした部分をリカラーで着色します。

ダーク色(黒、紺、茶系)が白っぽく日焼けしている場合は、ほぼ元のようになります。
何らかの理由により元の色より濃い色に変色している場合、厚めに着色する為、風合いが変わります。

皮革(レザー)製品の一部にニオイの強いものがあります。とれますか?
皮そのもののニオイや、なめし液など革製品の製造工程によるものは消えません。
カビ・汗・ワキガの臭いは改善できますが、香水など化学的な臭いは残ります。

なお、ニオイの感じ方には個人差があることをご留意ください。

レザーのブルゾンにカビが生え、跡が残っています。きれいになるのでしょうか?
ほとんどの場合、カビそのものは除去できます。
カビが皮の内部まで及んでいる場合、革が変質しているため跡が残ります。

カビの跡はリカラーにて補修します。

牛革の白いブルゾンに移ったジーパンの色はきれいになりますか?
汚れを落とした後、リカラーにより補修することができます。スエードや柄があるものは著しく風合いが変わるため、おすすめできません。
ジーンズの色移りのご相談を度々伺いますが、雨の日などは特にご注意いただければ幸いです。
スタジアムジャンパーのような皮と布のコンビになっている革製品は、クリーニングできますか?
クリーニングできます。

布の部分は手洗いの為、落ちない汚れもあります。レザーはもともと染色(堅牢度)が弱く、本革の色が布側に移ることがあります。

たいていのものは問題ありませんが、布の色が白など薄く、皮の色が濃い場合は、移染(革の色が布に染み出る)の恐れがあるため、ご返品になることもあります。皮と布のコンビの衣類をご購入の際、お店に「皮の移染」についてお問い合わせください。

金具のメッキが剥がれて来ました。
金メッキ、銀メッキなど金属メッキの再加工ができます。
焼付塗装の再加工はできません。
エナメルレザーにシミがついて、エナメル用のクリームでいくら拭いても取れません。
エナメルは光沢が特徴ですが、表面を顕微鏡で見てみると無数の小さな穴が開いていまためそこから汚れが入り込んでしまいます。表面からどんなことをしても汚れは取れません。

この場合、表面のエナメルを1度剥がして中の汚れを取り、再度樹脂加工行うことができますが、元のような光沢にはなりません。

ヌメ革(タンニンなめし革)製品が飴色や茶色に変色してきました。
リカラーによって、色をかえる・シミを周囲の色とあわせることは可能ですが、ヌメ革の風合いは変わります。

ヌメ革は、植物タンニンでなめされています。他の皮のようにクロムなめしされた革に比べて柔軟性が劣るため、その補助として油脂を多く含ませています。このタンニンや油脂が日光、汚れ、大気中のガス、人の汗、水などにより酸化されて飴色に変化してきます。次第に濃い色に変化してしまい、元に戻ることはありません。

徐々に飴色に変化していくことが、革らしい自然の風合い醸しだし、ヌメ革の味わいの深さだと好まれる方も多いようです。 一般の革は、色落ちやシミを防ぐために表面をラッカーやウレタン樹脂などでコーティングされていますが、ヌメ革は天然革本来の味を大切にするために、コーティングされていません(一部には薄くコートしたものもあります)。このため、汚れも革内部に浸透しやすく、シミになりやすく、汚れも取れにくく、傷つきやすく、耐水性も弱いのが特徴です。ヌメ革製品は、使用前にあらかじめ、つや消しコーティングスプレーや防水性のスプレーをかけておくと、予防になります。

また長い間しまったままにしておくと、ひび割れを起こすものがあります。時々は使用してあげて、汚れを取り、専用の手入れ剤でのお手入れをお薦めします。

皮が硬くなり、型くずれ(折り目)してしまいました。
折れ目や変形は、革の組織が変形しているので完全に戻すことはできません。

雨の日に皮(レザー)衣料や高級バッグを使用することは避けた方が良いでしょう。
革衣料や高級バッグに使用されている素材は、なめらかで適度の弾力性のある感触のよい革が使われています。風合いや感触が良い分堅ろう性は弱く、表面は塗装膜に十分おおわれていませんので、水にはどうしても弱くなります。

濡れた革は水分により膨らみ、乾燥すると収縮します。この繊維間の摩擦によって硬化し、風合いが悪くなります。革の繊維構造の緻密さは布などの比ではないので、収縮の度合いも大きくなり型くずれが生じます。